家創りの姿勢


現代における「住まい創り」は、性能(高気密・高断熱・高耐久)はあって当たり前の時代です。それ以上に求めなければいけないものがあります。

それは“個性”です。

人それぞれに“個性”があるように、家にも個性があって良いと考えます。構造的には平面をできる限り単純化することで、間仕切りが少なくなり、材料がかかりにくい家になります。このような面をしっかり捉えておけば、ランニングコストやアフターケアが少ない家になり、メンテナンスしやすい本来のローコスト住宅になると考えます。そして、家族の成長や暮らしの変化に合わせた、リフォームにも対応しやすい「住まい」にもなります。決して目先の価格だけにとらわれるのではなく、しっかりとした考えを持つことで個性と現実性のバランス良い「家創り」が誕生するのではないでしょうか。このような居住環境プランをより多くの方に提供できることを、私たちは願っています。

建築単価という考え方


当社には「坪単価」という設定はありません。 1つ1つがオリジナルで個性的です。「住み手」側の個性や感性を少しでも「家創り」に取り入れたく、材料・パーツ・素材を一つ一つ選りすぐり、作品を完成させます。そこで考えられることはコスト面です。お客様の限られた予算に対しアイディアと提案で出来る限り納得して頂けるプランニングを提供いたします。そして、時間をかけながらより良い方向に向かうよう努力しております。 これが本当の「建築単価」だと私たちは考えています。

プランニングと予算の関係


まず「家創り」をはじめようと考える前に「いくらで建てられるか?」「毎月どれくらいかかるか?」「税金は?」「諸経費は?」などたくさんの問題があります。当社は、そういった視点からも計画的にプロデュースしています。実はこの部分が一番大事な要素なのです。また「家」だけの設計で済ますのではなく同時にお客様のライフ設計も考えながら設計がスタートします。 重要なのは「いくら借りて建てるか」ではなく、「いくら返済できるか」です。

お客様の作品をつくるために


当社は年間7〜8棟を基本に取り組んでいます。決して大量生産は行いません。 私たちの「家創り」は“商品”というのではなく、“作品”という視点で仕事に取り組んでいます。